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大久保治男当主が井伊直弼の茶の湯を語る

9月28日(水)に東京都文京区のシビックセンター26階スカイホールにて、文京区主催の文教アカデミーの特別公開講座「井伊直弼と埋木舎-茶の湯を中心に―」が開催され、埋木舎当主・駒沢大学名誉教授の大久保治男氏が登壇されました。聴衆は抽選をくぐり抜けた約60名の文京区在住・在勤の皆さん。茶道関係の参加者も多く見られ、先代から長く文京区在住の大久保氏にとっては、地元への貢献ともなる場となりました。

講演内容は井伊直弼の文武にわたる真摯な取り組みと、特に禅の精神を根本に据えた茶道への深い理解についてのお話。また幕末に諸外国との戦争を回避し日本の独立を守り、平和主義を貫いた判断力など、この現代にも通じる内容で、参加の方々も井伊直弼の従来のイメージを大きく変えられただろうと思います。最後に大久保家が150年間にわたり埋木舎を死守してきた歴史も語られ、その熱情あふれる語り口に多くの方々が最後まで聞き入っておられました。

講演開始前の会場の様子(大久保氏は画面右手の講演者席)

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