電通と小学館共同での歴史雑誌「和楽」は有名である。この2月に紹介された「埋木舎」の特集記事は、写真入りにて7枚にも及び、文化人・井伊直弼公の埋木舎時代の修業・ストイックなトレーニングを紹介している。「茶の湯」の研鑽、「澍露軒」での直弼の茶の湯の心や「一会集」執筆に触れ、坐禅の修練、歌道武術等も総て埋木舎時代に醸成されたのであった。
後に兄・直亮の養子になって藩主、さらに外国船渡来の幕末頃の大老として、平和的、国際協調的に世界と仲良くして国を開いた直弼公の人格形成の基盤こそ「埋木舎」時代15年間の修業にその源泉があったのである。(当主 大久保治男)
「和楽」のウェブアドレス : https://intojapanwaraku.com/culture/135542/
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